●裁判所の法廷に響く「池田先生万歳!」
去る五月二十六日に、福岡地裁で判決公判が開かれた殺人事件の裁判は最初から最後まで、異常だった。
平成十四年九月十四日、この裁判の被告である川村忠(39)は、離婚調停中の妻に合わせろと要求し、義母と姪を人質に、妻の実家に立てこもった。
その後、義母は解放したものの、姪を人質に取ったまま立てこもりを続けた川村は、十六日未明に、当時九歳だった姪の腹部を包丁で刺して殺し、その直後に突入した警官隊に逮捕された。何とも、凄惨極まりない事件であるが、報道によると犯人・川村忠の狂気は裁判の場でも遺憾なく発揮されたという。
まず川村は、自分の味方であるはずの弁護士に対してさえ、法廷内で「貴様、警察とグルやろうか」と叫び、弁護士を二回解任。証言台に立った遺族に「嘘つくな、コラァ」と暴言を吐き、退廷を命じられた。
また裁判官に対し「仮釈放で出てくるからな」といった脅迫めいた手紙を送りつけること百回以上。
そして、最終意見陳述で、メモを読み上げている最中、突然「池田先生万歳」と叫び、題目を唱えたという。
かくて迎えた判決の日、事件を報じた新聞と、経本らしきものを入れた布袋を持って入廷した川村は、求刑とおり無期懲役を言い渡した裁判官に「誤った判断をしとるんじゃ。犯罪者と一緒じゃ!」と叫んだ。何から何まで異常ずくめの川村だが、彼の犯罪に至るまでの経過には、創価学会名誉会長・池田大作の精神的影響があったことだけは確かなようだ。
<『慧妙』より転載>
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●板橋両親殺害・ガス爆破事件
捜査関係者によると「20日の朝、管理人室の和室で仮眠をとっていた父親の頭部を鉄アレイで強打して、首を包丁で切ったのです。買い物に出かけた母親が帰ってくると、今度はその包丁で母親にも切りつけ、リビングのテーブルの下や和室に逃げ込む母親を執拗に追いかけ、メッタ刺しにした。誠も母親の抵抗でかなり傷を受け、返り血で真っ赤になったそうです。」
(中略)
この事件報道で欠落していたのが、事件の背景となった宗教問題である。両親は創価学会に所属する熱心な創価学会員で、父方も母方も祖父母の代から熱心な創価学会員で、誠はその三代目だったのである。「誠が逮捕されて報道陣が駆けつけたのですが、通っている高校の校長の会見が要領を得ない。それで、追求して分かったのですが・・・」
と取材にあたった社会部記者こういう。「校長は(誠)はある特定の団体と付き合いがあってその団体の青年部(実際は高等部)に属しているようだから、どのような子だったかはその団体に聞けばいいと思う」と語ったのです。その時初めて宗教団体が背後にあることをつきとめたのです。
(中略)
「父親は午前中に必ず仮眠をとっていたそうです。というのも、熱心な創価学会の信者だった父親は朝、全身全霊を込めて長時間必ずお題目を上げるので、体力を使い果たしてしまうのだそうです。
父親が寝てしまうので、誠が管理人の仕事をどうしても引き受けなければならない。誠が高校に入ってから母親がパートに出るようになったので、ますます誠の負担が大きくなってしまう。」
◎父親への増悪
(中略)
取材に当たっている記者がいう
「宗教が絡むので詳細には報じていませんが、少年は、お前は信心が足りないからあんなバカ学校へ行ったんだ。お前は俺よりバカだと父親に罵られ、殴られているんです。
普段から一心不乱にお題目をあげないと罵られる事が多かったそうですが、あまりにもいろいろな仕事をさせられるので抗議したところ頭を押さえられて、そういわれたのです。」
父方の実家は都下多摩地区にある。特に祖父(73)は地元でも有名な学会員信者だ。
近所の住人によると「お題目が始まるのは。朝8時頃かしらね、しわがれた声で南無妙法連華経が1時間は聞こえてきます。夜は7時くらいでしょうか、これも1時間ぐらいですかね。熱心ですよ
何で毎晩毎晩、お題目唱えるのですかと聞いたら、仏壇だ! 意味が分からなかったので、何宗ですか、と聞いたら創価学会だと教えてくれました。」
(中略)
宗教とは人間の幸福を祈るはずである。その宗教に帰依しながらなぜこのような悲劇が起きてしまったのでろうか。
「この少年のように2世3世というのは、親が学会員で生まれながらの信者ですから、思春期になって反発するケースは意外に少ないのです。しかし自分なりに仕事も手伝って学校にも通っているのに、信心が足りないと全否定されている。聖教新聞を開けば、とても宗教団体と思えないような攻撃対象への罵詈雑言が溢れていますが、これを毎日一生懸命読んでいる信者の仲には、集団ヒステリーに近い凶暴化した意識に陥る者も出てきています。
しかし、今回のようにそれが自分に向かった場合、宗教的エネルギーが逆流する瞬間もあるのです。この少年は本当に可愛そうです。」
この事件は起こるべくして起こったともいえるのです。
以上
<『週刊新潮』平成17年7月7日号より>
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▼CONTENTS
◎裁判所の法廷に響く「池田先生万歳!」
◎板橋両親殺害・ガス爆破事件
◎創価学会かたり融資詐欺、みずほ銀から14億円
◎「暴力劇」を自作自演
◎スーツケース詰め殺人犯は創価学園出身
◎史上空前の個人情報漏洩(ろうえい)事件 ソフトバンク恐喝(きょうかつ)犯は学会上級幹部
◎大問題の虐待教師も学会員
◎公然ワイセツで逮捕の「法務省公安調査庁上席調査官」は学会員
◎公明党市議の義母に対する生活保護不正受給で議会紛糾
◎高齢者宅から大金盗んだ訪問介護員(学会員)に実刑判決
◎あの破廉恥医師は学会幹部! 医院の看板には堂々と三色旗
◎被害者4万人!!「八葉」会長は学会員だった。自殺者・ショック死・破産相次ぎ地獄絵図
◎埼玉・保険金殺人事件犯人、八木茂らは創価家族!
◎ニセ本尊が凶悪レッサーパンダ男を生んだ!? 親も本人もニセ本尊に唱題の日々…
◎段ボール詰め子殺しの「鬼畜両親」は、勧誘熱心な創価学会員
◎その他の事件簿
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