大阪市、新たな裏金口座 全庁調査後に発見総額約7億円に上る大阪市の裏金問題で、新たに浪速区役所の旧税務担当部署が裏金用の口座をつくっていたことが13日、分かった。 市が6月まで実施した全庁調査では、同部署の裏金の存在が疑われたが口座や通帳が見つからず、調査が打ち切られていた。 大阪市によると、見つかった口座は既に解約され、解約時の残金は約70万円だった。アルバイト代の水増し請求などで裏金を捻出したとみられ、市公正職務審査委員会が総額や使途について調査を進めている。 全庁調査では、裏金を郵便口座で管理していたとの申告が職員からあったが、1997年以降の浪速区役所の税務担当職員全員が裏金の存在を否定。郵便口座もないことが確認された。 その後、郵便口座ではなく別の金融機関に口座があったとの情報が寄せられ、市も確認した。 大阪市内の区役所の税務担当部署は昨年、市税事務所に集約された。
【共同通信】
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