北京五輪でセーリング会場となる中国・青島市の当局者は17日、市内で奇病が流行していると海外でうわさが出ているとした上で「根拠のない話」と全面否定した。新華社電が伝えた。
一部海外のウェブサイトは、同市で今月、頭痛や高熱の症状を起こす奇妙な感染症が大流行し、16万人が感染、1000人以上が死亡したと伝えていた。流行性の髄膜炎の可能性が疑われるとしていたが、同当局者は、髄膜炎患者は現在まで2人だけで、昨年同時期の3人より少ないと語った。(共同)