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フジ北京五輪のキャスターが勢ぞろい
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　フジテレビの北京五輪中継の制作発表が８日、東京都内で開かれ、「柔道コメンテーター」として００年のシドニー五輪柔道金メダリストの井上康生さん（３０）が出演することになったと発表された。会見に出席した井上さんは「本当でしたら選手として金メダルを取りたかったんですけど、その夢はかないませんでした。コメンテーターとして選手たちを応援したい」と抱負を語った。また、スペシャルキャプテンには、お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功さん（４５）が就任し、「トリノのときと同じで、強引に社長室に連れられていって、またフジテレビにはめられました」と話して会場を盛り上げた。

　井上さんは、００年にシドニー五輪１００キロ級で金メダルを獲得。０４年のアテネ五輪では選手団の主将を務めたもののメダルを逃した。北京五輪出場を目指し臨んだ今年４月の全日本選手権で準々決勝で敗退。出場を逃したことから５月に現役引退を発表した。最近は代表チームの特別コーチとして合宿に参加するなど、後進の指導に当たっている。妻はタレントの東原亜希さん（２５）。

　会見にはすでに発表されているスペシャルキャスターの古田敦也さんと相武紗季さん、朝の情報番組「とくダネ！」のキャスターの小倉智昭さん、報道番組「スーパーニュース」のスポーツキャスターを務める舞の海さんらが出席した。小倉さんは日本選手団のメダル獲得数について「金が１２個、銀・銅で２３個」と予想するなど、まるで本物のキャプテンのような振る舞いに、浜田さんは苦笑いしていた。