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世界ぶったまげ!フランス人はなぜ麻薬に寛容なのか?

 日本人にはとうてい理解できない。

 仏サルコジ大統領夫人、カーラ・ブルーニ(40)の新アルバムに収録された曲が物議を醸している。「My Junk」というこの曲は恋愛歌なのだが、その歌詞がスゴイ! 「あなたは私のコカイン アフガニスタンのヘロインよりも効く コロンビアの白い粉よりも危険」と麻薬のオンパレード。コロンビアの外相が不快感を表明する事態となった。

 それにしても大統領夫人がコカインだのヘロインだのを歌うとは不思議な話。日本ではタイトルに「シャブ」という言葉を使った映画にビデ倫が待ったをかけ、タイトル変更に持ち込んだことがあった。カーラ、それも大統領夫人の“麻薬曲”は日本ではあり得ないこと。フランス人は麻薬に寛容なのだろうか。

 パリ在住経験がある心理学者の関修氏(明治大講師)が言う。

「歌詞に麻薬が出てきてもフランス人はそれほど問題視しません。理由は“民主主義が大切”という気持ちから表現の自由を最大限に保障しなければならないという意識が強いためです。大統領夫人として麻薬を認めたのならともかく、歌手として文学的表現をしたにすぎない。だから問題はないということなのです」

 もうひとつ理由がある。麻薬の広がりに歯止めをかけるためだという。どういうことか?

「大人も子供も何かを禁止されたら逆にやりたくなってしまうもの。麻薬も同じ。隠せば隠すほど、人は麻薬を試してみたくなる。フランス人はそうした心理を熟知しているのです。変に隠さず、大っぴらにすることで麻薬が浸透するのを抑制しようという考えなのです」(関氏)

 日本人とは正反対。サルコジが日本嫌いなのも分かる。

【2008年7月14日掲載】


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