ヤマチュウの叫び

どうも。合宿の翌日にいきなり学校で部活があったヤマチュウです。



部活は朝九時三十分開始でした。しかしまあ世の中にはムダに元気なヤツというのもいるわけで政治家嫌いが朝の七時十五分に来ていたそうです。ちなみに俺は八時十分。ロードバイクで二十キロの道のりをやってきました（お前のほうがムダに元気じゃねえか）。



んで部活やってその帰りに殺人器が寄り道をして行こうと言い出していつもなら快諾しているところですが今日はロードバイクで来たんで待ち合わせの約束をして分かれました。ちなみにそこは地下鉄で合計八駅分（乗換えが一回）離れていたんですが。



殺人器「……え、早くね？」


殺人器より早く待ち合わせ場所についてしまいました。


ハハハハハ！俺のアクセルがそんじょそこらの地下鉄に負けるわけが無いだろう！！


ちなみに寄り道が終わって現地解散になって


殺人器「んじゃあ、また明日な。」
ヤマチュウ「ああ。お前の家の前で待ち伏せしていたりしてな。」
殺人器「やったら殴り飛ばすよ。」
ヤマチュウ「冗談だって。」



って会話をしたんです。んで時速三十キロ以上のスピードで軽やかに走っていたんですが途中妙にのどが渇いたんで水を飲もうと思ったんですよ。大通りで飲むのも良かったのですがそこから少し入ったところに殺人器の家があったんでそこに行って飲むことにしたんですよ。



んで殺人器の家の前にロードバイク「アクセル」を止めて持参してきたペットボトルの中の液体（ポカリスエット）を飲んでいたんですよ。あまり無いとは思いますが大通りで止まって飲むと交通の邪魔になるかも知れないし。



ヤマチュウ「ビバ、知り合いの家……」

とか言いながら飲んでいたら後ろから


殺人器・母「こんにちは。」
ヤマチュウ「！！」

殺人器の母親に遭遇いたしました。

殺人器・母「自転車で学校まで行ってきたの？」
ヤマチュウ「ええ、まあ――。」
殺人器・母「速いねぇ。だって殺人器より速いじゃん。」
ヤマチュウ「えっ、殺人器？」

後ろを振り返ると殺人器が疾走してきて俺の足に蹴りを叩き込んできました。

ヤマチュウ「痛ぇ……。」
殺人器・母「こら殺人器。余計なことしないの。」
ヤマチュウ「蹴り飛ばすっつったのあながち嘘じゃなかったんだな……」
殺人器「蹴り飛ばすとは言ってない。」
ヤマチュウ「ああ、殴り飛ばすっつったのか。」
殺人器「うん。」
殺人器・母「昨日合宿から帰ってきて今日自転車？元気だねえ。」
ヤマチュウ「夏は俺の天下ですから。」
殺人器・母「……少しは殺人器も見習いなさい。」
殺人器「ヤダ。」




実に明確な意思表示ですね（爆）。