ＫＤＤＩ（ａｕ）と三菱東京ＵＦＪ銀行が折半出資で設立したインターネット専業の「じぶん銀行」（東京）が１７日、開業し、口座開設の申し込み受け付けを始めた。ネット銀の開業は５社目。

　新銀行は携帯電話によるサービスが特徴。ａｕの携帯電話間では、相手の電話番号と金額を入力だけで送金ができるようにするなど他社携帯よりサービスを充実させた。

　現金の入出金は、提携先の三菱東京ＵＦＪ銀行やセブン銀行、ゆうちょ銀行の現金自動預払機（ＡＴＭ）を使う。口座開設の申し込みは三菱東京ＵＦＪ銀行の店舗のほか、携帯電話やパソコンなどで可能。開設まで１週間から１０日程度かかる。

　新銀行は２０１０年度末に口座数２４０万、預金量１兆円程度を目指す。