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[大聖堂落書き]女子大生の誠意ある行動は立派だ


やったことは軽率で愚かな行為。しかし、彼女ら“誠意”は伝わったはずだ。

岐阜市立女子短期大学の学生らが、イタリア・フィレンツェの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に落書きをした一件で、落書きをした学生本人が学長に伴われ自費で現地を訪問。涙ながらに謝罪し、修復費用として当事者の学生らで集めた600ユーロ(約10万円)を差し出したという。

このニュースを聞いて皆さんはどう感じただろうか。「当然のことだ」と憤慨される方も居るだろう。中には「学校から命じられて仕方なく謝罪したんだろう」と邪推する方も居るかもしれない。ただ、だからこそ私は心からこの学生に、『立派』という言葉を送りたい。当事者本人(しかも学生)が多くのメディアの前に姿を現し、その罪を深く詫びた行為に対して……。これは簡単そうに見えて、なかなかできないことでは無いかと私は思う。

確かに彼女たちの行為は責められるべき所があるとは思う。私も以前の記事でこの件に関し、「厳しい処罰は妥当」と申し上げた。しかし、マナーやモラル以前に犯罪のような行為の数々を行っておきながら、未だに国民の前に“誠意”すら見せない日本人がどれほど居ることか。

ずさんな年金管理、公費の無駄遣い、特定業者との談合などなど。これら幾多の由々しき問題は「過去の人間がやったこと」と言葉を濁され、うやむやにされてきた。あの名漫才師、人生幸朗さんがご健在ならば、ほぼ毎日のように「責任者出て来い!」と、さぞオカンムリだったはずだ。

ところが、未だにそれら当時の責任者や当事者は「もう済んだ事」とでも言いたいのか、退職金や給与の返還どころか、国民の前で謝罪すら行っていない。おまけにそうした諸般の問題が浮き彫りになっても、政治家や役人どもは何故か彼らをかばい続ける。何故つまみ出してでも謝罪の一つも述べさせないのか。よもや責任者や当事者の名前まで、「データを紛失してしまった」とは言わせないぞ。

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(記者:桶乃弥)

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