広島地方気象台は16日、中国地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べ4日早く、昨年に比べ7日早い。 同気象台によると、同日の中国地方は高気圧に覆われて晴れており、向こう1週間は気圧の谷や湿った気流の影響で雲の広がる日はあるものの、太平洋高気圧が次第に強まる見込みであることから、梅雨明けを宣言した。 梅雨入り(6月11日)から7月15日までの梅雨期間中の降水量は、岡山市で51・0ミリ(同期間の平年値245・1ミリ)、津山市で101・0ミリ(同304・5ミリ)と平年を大きく下回った。