岡山放送局

2008年7月16日 21時8分更新

大学教員が小学校見学


岡山市の大学の講師たちがわかりやすい講義をするための研修として15日、市内の小学校を訪れて授業の様子を見学しました。

これは岡山市の環太平洋大学が、学生にわかりやすい講義をすることで大学の魅力を高めようと行ったもので、15日は大学の講師およそ20人が市内の財田小学校を訪れました。

講師たちは、はじめに体育館で開かれた防犯教室を見学し、大勢の子どもたちを前に話をするときは、私語やよそ見をしないよう細かく指導する必要があることを学んでいました。

このあと、それぞれの教室を見て回り、小学校の教師たちが、授業の大事なポイントが子どもの印象に残るよう身ぶり手ぶりを交えて教えたり、授業についてこれない子どもが出ないよう、すべての子どもがノートをとり終えるまで待ったりする様子を見学していました。

授業を見学した大学の講師は「大学の講義と小学校の授業とでは内容が違うので教え方をそのまま応用できるわけではないが、見学で学んだことを生かして学生の興味をひく工夫をしていきたい」と話していました。