2008年7月16日 21時8分更新
北京オリンピック女子マラソン代表の中村友梨香選手が本番のレースで使用する特製のシューズが完成し、公開されました。
中村選手のシューズは、ほかの日本のマラソン代表選手4人のものとともに神戸市に本社のあるスポーツ用品メーカー「アシックス」が製作を担当していて、16日、完成を受けて神戸市で記者会見が行われました。
シューズの製作を担当したアシックスの三村仁司さんは「北京オリンピックのコースは路面が固いため、シューズの底には反発性の強い新しい素材を使い、疲れにくいようにした」と特徴を説明しました。
また、本番は暑く湿度の高いレースが予想されるため、通気性の高い作りになっているということです。
さらに、中村選手については、脚の長さが左右で違うため、底の厚さを変えて対応するなどの工夫がされているということです。
このシューズは今週中にも、アメリカで合宿を行っている中村選手に届けられる予定になっています。