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最新ニュースインデックス

[2008年7月16日(水)の KCT TVニュースから]

中心市街地活性化で準備会(倉敷市)

倉敷市の中心市街地の活性化について話し合う会議が倉敷商工会議所で開かれ街づくりの専門家の意見を聞きました。
会議には商工関係者や商店街の店主、倉敷市の職員などおよそ20人が参加しました。中心市街地は空洞化が進み活性化は全国的な課題です。このため国は郊外型大型店舗の出店に規制をかけるため2006年に法律を改正しました。この法改正を受け倉敷市も現在JR倉敷駅周辺・176ヘクタールの活性化策の基本計画策定を進めています。計画に盛り込まれた事業について国から補助金を受けるためには行政と民間の意見を集約する組織「中心市街地活性化協議会」を立ち上げる必要があり今日の会議はその準備会です。出席したメンバーからは「漠然と活性化ではなく全員が共有できるシンボルのような目標が必要」といった意見や「そもそも中心部が活性化しなければ誰が困るのか?誰のためにやろうとしているのか」といった意見が出ました。街づくりの専門家として出席した司波寛さんは「車がなくても移動が可能で高齢者にも優しいコンパクトシティを実現しなければ高齢化社会に対応できない」と話しました。倉敷商工会議所によると9月までに「中心市街地活性化協議会」を立ち上げることにしています。

雑穀栽培2年目スタート(玉野市)

雑穀の産地を目指す玉野市で2年目の雑穀栽培の取り組みが、いよいよスタートです。先週から今週にかけて玉野市内の農地では、キビやタカキビの種まきが行われています。
玉野市東高崎にある雑穀栽培の試験圃場でも種まきが行われ、市内の農家などでつくる玉野市雑穀生産振興研究会のメンバーなど10人が参加しました。種をまく圃場はおよそ4アールで、3年間遊休農地になっていました。参加者は手作業や播種機でキビとタカキビの種をまきました。雑穀の種はその土地や風土に馴染むのに3年はかかると言われています。そのため、この日まいた種はほとんどが去年の雑穀栽培で収穫した種を使っています。雑穀栽培の取り組みは、健康食材として注目を集めている雑穀の生産拡大を図ることで、増え続ける遊休農地に歯止めをかけようと去年から実施されています。去年は、雑草や鳥の被害により一般的な収穫量の1割程度しか収穫できませんでした。今年は、去年の経験を生かし雑草対策として雨の多い梅雨をさけ、1ヶ月以上種まきの時期を遅らせたほか、鳥よけのネットを綿密に張ることにしています。キビやタカキビの収穫は10月中ごろの予定です。

老人クラブ連合会作品展(玉野市)

玉野市老人クラブ連合会の作品展が、今日から玉野市立総合文化センターで始まりました。
74のクラブが加盟している老人クラブ連合会から39クラブ238人が出品しています。年に一度の活動の成果発表の場とあって、ちぎり絵や書、編み物など様々な種類の作品が並んでいます。今年は手芸作品の展示が例年より多く、ウサギやネズミなどのかわいらしい人形が集まりました。中でも目を引いていたのはちりめんの風呂敷で作られた振袖姿のネズミです。15体ある人形は顔もすべて手作りで、少しずつ表情が違って見えます。また、着ている振袖もすべて柄が違い、細かい作業とネズミの愛らしい姿に訪れた人は感心しきりでした。市内の老人クラブではこういった文化活動をはじめ、グランドゴルフなどのスポーツ活動も盛んです。老人クラブ連合会では、高齢者のために魅力的な活動をすることで、参加者が増えていけばと考えています。玉野市老人クラブ連合会の作品展は19日(土)まで玉野市立総合文化センターで開かれています。

(最終更新 07/16-19:04)

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