インチョン市との有効式典延期
インチョン市との有効式典延期 07/16 19:43

日本と韓国の双方が領有権を主張する竹島問題の波紋が広がっています。

今週末に韓国のインチョン市で開催される予定だった北九州市との姉妹都市締結20周年の記念式典が、延期されることになりました。

北九州市とインチョン市の姉妹都市締結20周年の記念式典は、今週土曜日にインチョン市で開催され、北橋市長も出席する予定でした。

しかし、関係者によると、インチョン市側はきょう午前、式典の延期を申し入れてきたということで、北橋市長は訪韓を取り止め、来月に予定されていたインチョン市長の北九州訪問も中止と決まりました。

竹島をめぐっては、日本政府が新しい学習指導要領の解説書に「わが国の領土、領域」と明記したことに対し、韓国では反発が広がっています。

インチョン市は、「国民感情を考慮し、やむなく式典は延期した」と説明していて、問題沈静化後の早期の開催にも含みを持たせています。