米海軍第3艦隊のミサイルフリゲート艦「サッチ」が14日、下関港に寄港し、市関係者らの歓迎を受けた。友好親善が目的で、18日まで児童の養護施設や地元の海上自衛隊などと交流する。
空母ロナルド・レーガンの打撃群に所属。76ミリ単装砲や対潜用ヘリなどを備え、高い攻撃力を誇る。艦長のデビッド・ハース海軍中佐は「下関は初めてで楽しみにしている。歴史や文化を学びたい」と歓迎に応えた。
一方、今回の寄港を巡って、市民団体が「イージス艦や原子力空母の入港へエスカレートすることを恐れる」と抗議声明を出した。
〔下関版〕
毎日新聞 2008年7月15日 地方版