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ビール券4万枚 2000万円分を詐取 朝日新聞販売店元経営者を逮捕
このニュースのトピックス:詐欺・出資法違反
酒店からビール券4万枚(2000万円相当)をだまし取ったとして、警視庁田無署は詐欺の疑いで、岐阜市石切町の元朝日新聞販売店=東京都東久留米市=経営、田中益友容疑者(50)を逮捕した。
田中容疑者は容疑を認め、「共同出資して馬主になるクラブの会費を会社の金で支払い、社員にも購読料約500万円を持ち逃げされたため、借金が約5000万円あった。返済に充てるためやった」と供述しているが、同署は換金して競馬などに使っていたとみて追及している。
調べでは、田中容疑者は平成17年10月、東久留米市の酒店経営者の男性(66)に「販売店組合の役員になり、各販売店から4万枚のビール券の注文を取った。代金は来月末に支払う」と持ちかけ、ビール券4万枚(2012万円相当)をだまし取った疑い。
田中容疑者は父親の跡を継ぎ、平成10年10月から販売店を経営。酒店とは以前から数百万円単位の取引を続けていたという。平成17年12月に廃業している。