警視庁は、いずれも読売新聞販売所従業員の東京都調布市深大寺南町2丁目、米沢真弥(29)、同市西つつじケ丘1丁目、伊藤崇秀(28)の両容疑者を集団強姦(ごうかん)などの疑いで逮捕したと15日発表した。2人は容疑を認めているという。
調布署などの調べでは、両容疑者は6月29日午前5時ごろ、調布市内のアパート1階の飲食店従業員の女性(23)方に窓ガラスを割って侵入。寝ていた女性の口をふさいで「殺すぞ」などと脅し、暴行した疑い。午前9時ごろまで部屋に居座っていた。現場に残された指紋などから両容疑者が浮上したという。
女性宅は、両容疑者が勤める販売所の管轄地域にある。読売新聞広報部によると、両容疑者は配達などを担当しており、事件当日は午前11時から仕事についたという。
読売新聞東京本社広報部の話 当社と取引関係にある販売店の従業員が行った行為は到底許されるものではありません。極めて遺憾であり、再発防止のための従業員教育を徹底させるよう、雇用主に強く求めます。