西日本新聞支局長を盗撮の疑いで逮捕…大分県警

　大分県警大分中央署は１４日、女性のスカートの中を盗撮したとして、同県玖珠町塚脇、西日本新聞社玖珠支局長・城戸聡志容疑者（２８）を県迷惑防止条例違反（盗撮）の疑いで逮捕した。

　発表によると、城戸容疑者は１３日午後４時４５分ごろ、大分市のデパート１階の婦人雑貨売り場で、女性従業員（２６）に後ろから近づき、穴を開けたバッグにしのばせたデジタルカメラで、スカートの中を盗撮した疑い。カメラは私物で、盗撮した動画が残っていた。容疑を認めているという。

　数日前から同じ男性が婦人雑貨売り場に姿を見せるため、不審に思って警戒していた男性従業員が犯行を目撃して同署に通報。デパート内の別室に連れて行ったところ、室内にあったハサミでのどを突き、病院に運ばれたという。自殺を図ったらしい。

　西日本新聞社広報部（福岡市）によると、城戸容疑者は数日前から、大分県の教員採用を巡る汚職事件の応援取材で大分市に出張していた。