熊本日日新聞社員、のぞき目的で隣室侵入容疑

　隣室の女性をのぞき見するため部屋に侵入しようとしたとして、熊本県警は１２日、熊本市大江４丁目、熊本日日新聞社事業部員、西真佐人容疑者（３１）を住居侵入の疑いで逮捕した。

　調べでは、西容疑者は同日午前５時ごろ、自宅アパート隣室の女性（２８）方のベランダのかぎのかかっていない窓から、女性をのぞき見する目的で室内に入った疑い。女性に気づかれ、すぐ自室に戻ったという。

　同新聞社によると、西容疑者は９９年入社。事業部では同社主催イベントの運営などを担当していた。１１日は通常勤務で午後６時半ごろ退社。１２日は休みだった。

　同社の荒牧邦三常務は「大変遺憾。被害者はもとより、県民に対し深くおわびします。捜査の進展を待ち厳正に処分する一方、綱紀粛正と再発防止に全力で取り組みます」とコメントした。