どこまでが資源ゴミ?

久々の更新です。

最近よく本屋さんで、「リサイクルするな・・・」的な本を目にします。
購入して読んだ訳ではないですし、今後購入するかどうかも分かりませんが、まぁ、なんとなく興味があるといえば興味があります。
確かに、ペットボトルのリサイクルにしても言えることなんですが、ペットボトルを作るのにも大量の石油を消費していますし、それらをリサイクルする時にも大量の石油(回収する時には車を使いますし、細かく裁断する時にも電気を使う)を消費しています。
様々なコストが掛かっているわけです。このくらいのことであれば本を読まなくても分かります(笑)。
多少なりとも、僕自身もリサイクルに関しては疑問が有るところもあるので、実際気になり出すと読んでみたい気もしないでもないのですが、どんなもんなんでしょうか?

さて、話は変わって、ゴミの分別で可燃ゴミとして出しているものの中にも、資源ごみに出せるものもあるのでは?何て思うこともしばしば・・・。
他にも、これって何かに再利用できるのでは?何て物もあります。

新聞や雑誌、紙パック、ダンボールなどは再利用可能ですが、汚れた紙やアルミやビニールなんかが貼られているかには再利用できません。それらは、紙を溶かした時に分離できないからだそうです。

じゃぁ、お菓子なんかが入っている箱、アルミホイルやラップなどの箱や中に入っている芯なんかはどうなんだろうか?はたまた、ティッシュペーパーの箱やトイレットペーパーの芯など、挙げれば切がありません、でも、紙で出来ているからには再利用できるのではないか・・・?
明確な記載がないのですが、紙は紙なんで資源ごみの出しちゃっていますが・・・。

ペットボトルは今や当たり前のようにリサイクルされていますが、なぜプラスチック製容器などは、資源ゴミとして回収していないのか?
自治体によっては、プラスチック製容器なども資源ゴミとして回収している所もあるみたいです。
処理方法は、民間の処理施設に回収され、そこで異物なんかを取り除き、リサイクル法人などの業者を通じて、文房具やおもちゃなどのプラスチック製品に化けるみたいです。

缶なんかはどうでしょうか?缶と言っても、アルミ缶にスチール缶とがあり、アルミ缶はアルミとして再利用され、スチール缶は、良い材質にはならないため建築資材など目に見えない場所で利用されるみたいです。
ビンも、新しいビンの材料として再利用されますし、使用済みの乾電池なんかも選別されて金属原料になります。また、電球なども原料として再利用が可能なみたいです。

他にも、スプレー缶や傘の骨組みの部分などの金属類や古い衣類などもリサイクルが可能なんですね。

(everblue no,14より一部抜粋)

こう見てみると、自治体によってかなりの差が有るようです。また、すべての自治体がこのような分別を行っているとも限らないですし、これは、あくまでも某自治体の事なのですが、リサイクル出来るものはするに越したことはないような気もしますので、色々な策を考えるべきなのかもしれません。


まだまだ、興味深い問題なので、今後も更新していきたいと思います。

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コメント

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Re:どこまでが資源ゴミ?
ゴミと資源の境目を作るのは、「私たち」ですね。自治体によって分別の方法や種類が違うのも最終的には「私たち」の選択ですね。だって、そういう自治体運営を良しとする議員や首長を選んでいるのですから。・・・と、まず自分を反省しておいて。

ゴミと資源の問題は「日本らしいなー」と思います。まちまち、いい加減、すぐ有料化。一番大元の「ゴミを作らない」が全く取り組まれていない。ペットボトルはリサイクルではなく、リーユースが一番。そのためにはボトルデザインも今のように種々様々では難しい。トイレットペーパーの芯、クッキーの空き箱、レシートは雑紙として回収している業者もありまが・・・。

我が夫の住んでいる単身赴任先は12分別回収です。
転入届けを出しにいくと「00番窓口でゴミ分別の手引きとゴミカレンダーをもらってください」と言われ、住民になるとすぐに分別達人への道が始まるのです(北海道内でも旭川をめ、分別手引きとカレンダー配布している自治体はあります。)年に数日だけ住民の私は、毎回手引きを見ながら、透明瓶はこっち、アルミ缶はこっち、ペットボトルはこっち、パンストの厚紙は・・と、やるわけです。

札幌へ帰ると「ビン・カン・ペットボトル」はいっしょくた!フーなんて楽なんだろう!!しかも、事業所ゴミは、プラも紙も生ゴミもいっしょくたでOK!(こころある事業者が多いので多分分別してると思いたいし、企業によっては徹底した分別をしていますが・・。)あー札幌っていい町。
じゃなくて、
生ゴミを町内で集めて堆肥にする取り組みも札幌ではやってるよ。
コンポスト容器購入に助成(今はないかも)もしてたし・・。廃油を車の燃料にする取り組みを支援してるし。
そう!だから札幌はいい町だったんです。

ゴミの元を断つ事が一番大切で、そのためには「私たちの価値観」を変えなくては。
きれいな容器が女性に人気!凸凹模様が飲み口の爽やか感を表現!・・などという事にNO!と言いたい!!
私たちは、誰でも簡単にリサイクルやリユースできる簡易な包装を希望しています。と言いましょう!!

声が届いて現実が変わるまでは、しっかり分別と
近くの公園や河畔のゴミ拾い続けます。
タイヤ・パソコン・自転車・テレビ・空き缶etc。
すでに有料化が始まっている自治体との境目にある公園や河畔の現実ですから。

Re:どこまでが資源ゴミ?
>greenleafsさん
コメント有難うございます。

何とも明快なコメントで、頭が下がる一方です。
今後記事として更新して行こうかな?なんていう事もコメントに書いていましたので、どうしようかな、なんて思ってしまいます。

ペットボトルのリユースに関しては、諸外国なんかではとっくに行われていますよね。
そう見るとやっぱり日本は遅れています。
すべての面で・・・(笑)。
いつまでたっても、大量生産、大量消費の考え方を捨てきれないでいるのが現状と言ったところでしょうか。
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