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北京五輪:応援規制に泣くレッドデビル

 来月8日に開幕する北京五輪で、韓国の「レッドデビル」の応援団は、ロゴ入りのユニホームを着用することができないばかりか、応援の際に小物も使用することができなくなる見通しだ。

 これは、北京五輪組織委員会が14日に発表した「五輪競技場観覧規則」によるものだ。規則によると、横2メートル、縦1メートル以内の国旗など小型の宣伝物以外には、応援の文句が書かれたプラカードやチラシ、横断幕などを競技場内に持ち込むことができない。

 プラカードや笛、太鼓、ケンガリ(金属製の打楽器)、拡声器などの道具も搬入が禁止されるほか、折りたたみができない長い傘や、カメラの三脚、レコーダーなども持ち込むことができない。しかし、個人用のカメラやビデオカメラ、ノートブックコンピューターなどは持ち込むことができる。

 また規則では、応援団などの観客が同じ色の組み合わせや模様などが入った応援用スーツや、企業のロゴ入りの団体服を着用し、競技場に入ることはできないとされている。

 こうした規定について、1万人の応援団を構成する予定の在中国韓国人会は「中国政府は、一切模様が入っていない同じ色の服を着ることは可能だが、韓国の国旗やレッドデビルなどのロゴが入った服を着用してはならないとしている。しかし、それさえも一転二転している」と批判している。

北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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