2005-12-01 今年もあと一ヶ月か…
■昨日の「まんが日本昔ばなし」。_
「牛若丸」はコメントなしって言ったけど、あらためて観てみるとやはりちょっと違和感あったなぁ…映像自体の出来はともかく、わざわざ作った意味がよく分からない。やっぱり民話(昔ばなし)っていうジャンルからは外れてると思うし、どう括ったって「日本史?」だもんなぁ。もっとも<伝説>って扱いかな。この話が放送(製作)開始当初にラインナップされた理由はどんなところにあったのか今となっては不明。ましてや、今回の再放送で取り上げられたのも。NHKの「義経」に対抗or便乗ですかね?。
次回は「しっぽの釣り」と「座敷わらし」だそうだ。「しっぽの釣り」は録画ビデオ持ってるから後で見てみよう。小華和さん、近藤さんと来たら、ちゃんと次には光延さんの登場だ。これって偶然?
■移転通知。_
以前ちょっとお付き合いのあったアニメ制作スタジオDから『本社移転のお知らせ』が届く。もしや、こちらも自社ビルかしら?社長さん、かなりのやり手だし、多くの作品を手がけてるみたいだからな。なんにせよ、業績拡大の結果だろうから「おめでとうございます。今後も益々のご発展を!」。でも、アニメの現場に対しては「今浦島」みたいな私だから今後もとてもお役に立てそうにない。
『マンガは今どうなっておるのか?』(夏目房之介著)に対抗して『アニメは今どうなっておるのか?』って本、誰か書いてくれないかしらね。(あ、この場合の「アニメ」は番組じゃなくって「アニメ業界」ってこと)
■『アニメ大国の肖像』_
これは東京新聞で週一回(木曜夕刊)連載されている、豊田有恒さんと辻真先さんの対談のタイトル。まだ始まったばかりだが、テレビアニメの黎明期のことが今の話題だ。お二人とも初期の虫プロに関わってらしたから、先ずはその辺りのことが語られている。私も虫プロOBなので「そうそう、正にその通りでしたね」と毎回頷きながら読んでいます。
今日は「茶の間でアトムが飛んだ・その3」虫プロの製作現場がいかに修羅場だったかを述べているのだが、ちょっとショックなことを引き合いに出された。「アニメーターの赤ちゃんが亡くなった。仕事を終えて寝ていて、気付くとベッドのすき間で…(略)」というのだが、実はこのアニメーターは私の親しい友人(先輩)。忌まわしい、すっかり忘れていた記憶をこの一言で思い出させられた!(実際の状況はちょっと違うし)も少し当事者(彼と奥さん)のことも慮って欲しかったなぁ。先生方、勘弁してくださいよ。何もそんなことまで…と、私は思いましたね。
ひょっとして、私もどこかで人を傷つけてるかもしれない。知ってることを何でもご開帳してはいけないよということで、私の反省材料ともさせてもらいましょう。
※もう一人いた。この対談記事をまとめた担当者だ。削除できないまでも、表現を抑える方策もあったんじゃない?