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2008年7月15日(火) 19:20 |
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チボリ公園、公的支援困難に
先に倉敷市が「県の支援なしでは市民公園として運営することは困難」との最終判断をしたことを受け、石井知事は15日、「公園は、公的な支援を受けての運営はできなくなった」との見解を示しました。
石井知事は定例会見で「県は、来年1月以降はチボリ公園の支援はしない」とこれまでの方針を繰り返しました。 岡山県は、倉敷市にチボリ公園を市民公園として市単独で運営してほしいと要請していました。しかし、倉敷市が今月11日に「県の支援なしでは困難」との最終回答を県に伝えていました。 公園を運営するチボリジャパン社は、12ヘクタールのうちの8ヘクタールを地主のクラボウや民間企業によるアウトレット・モールにし、残りの4ヘクタールを公的支援のもとで市民公園として残す再建策を検討してきました。 しかし、県と市の支援が受けられなくなったことで、来年1月以降、土地を地主のクラボウに事実上返還せざるを得なくなりました。 倉敷チボリ公園の今後については8月上旬の取締会で諮られる見通しです。
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