15日午前7時40分ごろ、大阪市北区天神橋6丁目の天神橋筋商店街で、自転車に乗っていた女性3人が相次いで転倒し、軽いけがをした。曽根崎署員らが調べたところ、現場の周辺の路上に40メートル以上にわたって油のようなものが広がっていた。同署は、何者かが油を流出させた疑いがあるとみている。
調べでは、油は食用油の廃油とみられる。負傷した3人は23〜42歳で、いずれも通勤途上に、突然タイヤが滑り、頭やひざなどに打撲や擦り傷を負った。同署によると、同日午前6時半ごろから、現場付近で油のようなものが流れているのを近くの住民らが目撃していたという。