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兄にもらった薬で死亡の中3男子 死因は急性薬物中毒

2008年7月15日

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 大阪市生野区で向精神薬と精神安定剤を飲んで変死したとされる中学3年の男子生徒(14)について、大阪府警は15日、司法解剖の結果、死因は急性薬物中毒だったと発表した。量や成分は鑑定中。府警は男子生徒に薬物を渡したとされる高校3年生の兄(17)から事情を聴く。

 生野署の調べでは、男子生徒の死亡推定時間は14日午前6時ごろで、兄に不眠を訴えて2種類の薬物を飲んでから約5時間後だった。このうち劇薬に指定されている向精神薬「ベゲタミン」について男子生徒は4〜5錠を飲んだという。府薬務課によると、ベゲタミンを睡眠薬として使う場合は成人で1〜2錠が適量だという。

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