『萬雅堂』便り

■感慨深く_ 09:29

見ちゃいましたよ「かぐや姫」。やっぱり愛着ありますからねぇ！２８歳の自分とご対面だ。作画しているときの記憶が鮮明によみがえってきましたぞ。自分が演出したもう片方の「ちょうふく山の山んば」よりもこっちのほうが印象深いのは、やっぱり絵描きだからかな…竹の光のエフェクトとか、翁の走り方とか、炎のフォルムとかね。

傑作オープニングもそのままの復活！。このオープニングアニメーションの構成＆原画は杉井ギサブローさんです(動画はうちのカミサン）。今ならエンディングクレジットで紹介してたんでしょうけど当時は省略されてましたから、せめてここでのご紹介。

でも今回のスタッフクレジットには愕然！何でチーフディレクター(総監督）のクレジットが削除？納得がいかない。終始この番組を先頭に立ってリードしてくれた前田庸生さん、小林三男さんの名前がどこにも無いじゃないの！制作会社のグループ・タックも＜制作協力＞になってるし、釈然としないなぁ…

同時発売とやらで、また絵本を売り出すらしい。嫌な記憶もよみがえるってわけか…（今度も名無しかな）。

第２回は「聴耳（ききみみ）頭巾」で、これも私の作画です。なんとスタートから３連チャンだ！もう一本は「キジも鳴かずば」。とっても怖ーいお話。

■読後感の紹介。_ 15:36

ヴェネチアのHPに訪問されてる方が「マンガ　メディチ家物語」をご購入されて、丁寧なご感想をご自身の日記に書かれています。http://blog.livedoor.jp/tosca0807/archives/2005-10.html

照れ臭いので私からはなんともコメントできません。この場で「どうもありがとう」とだけ。来年にイタリア留学を予定なさっている方で、イタリアの話題も満載です。

ご興味おありの方は訪問されてみてはいかがかと…