職員70%は非正規雇用/民間介護施設
県内で定員百人の民間(法人)特別養護老人ホーム十施設の職員の約70%は非正規雇用であることが十四日までに、県高齢者福祉介護課の調べで分かった。民間特養の職員の勤続年数は、同規模である県立の特養ホームが平均二十一年に対し、最も長い施設で平均十六年。平均は県立施設の半分以下の九年だった。
施設の二〇〇七年度監査報告(〇六年度実績)を基に、同課が調べた。それによると、職員の平均給与は最高月額二十二万七千円(税引き前)、平均同十九万一千円(同)だった。県内の民間介護施設の職員の厳しい職場環境が明らかになった。
県議会文教厚生委員会で、西銘純恵委員(共産)の質問に答えた。