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【法廷から】女子校に向かって局部を露出 男の新たなストレス解消法は… (1/2ページ)
女子中と女子高が併設された学校の校舎に向かって局部を露出したとして、公然わいせつの罪に問われた男性被告(30)の初公判を14日、東京地裁で傍聴した。
起訴状などによると、被告は5月21日午後3時55分ごろ、東京都世田谷区の駐車場で、女子校の校舎に向かって、局部を露出した。罪状認否で被告は、起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、被告は犯行当日の午後3時すぎ、ファストフード店で女子高生を見て、犯行を決意した。
白いTシャツとカーキ色のパンツ姿の被告は、被告人質問の間、小さい声で言葉を選ぶように話した。
弁護人「今回、マクドナルドで女子高生を見て、局部を出したいと思った?」
被告「はい」
弁護人「その後、現場に行った?」
被告「はい」
弁護人「なぜ現場に行った?」
被告「ファストフード店から近かった」
学校関係者が被告の行為に気付き、被告を追いかけると、被告は逃走したが、すぐに取り押さえられた。
弁護人「身柄を拘束されて、(さらに)逃げようとした?」
被告「はい」
弁護人「今、自分の犯行についてどういう認識を持っている?」
被告「被害者と学校関係者の方と亡くなった父、母と兄に申し訳ない」
弁護人「被害者に、どういう意味で申し訳ないと思っている?」
被告「男性への不信感。男はみんなこういうものだと男性不信になると思う」
誰もが思う疑問を、弁護人がぶつけた。
弁護人「なぜ露出しようという思いが生じたと思う?」
被告「欲求不満がたまって、露出しようと思った。ストレスのせいで」
弁護人「ストレスがたまるたびに出そうと思った?」
被告「いいえ」
弁護人「どんなときに出そうと思う?」
被告「自分の時間に余裕があるときとか」
弁護人「見せる対象が、どんな反応を起こすかが楽しいわけ?」
被告「はい」