メキシコ北部。チワワ砂漠の真ん中に200個もの泉が点々と湧き出しています。青く澄み切った水は透明度50m。中には19種類もの魚の群れ。周りに川はありません。泉はどうやって生まれ、魚たちはどこから来たのでしょう?
ここはまた「砂漠のガラパゴス」とも呼ばれています。19種類の魚のうち8種類は、世界中でここだけにしかいない固有種です。その1種、カワスズメの仲間ミンクリイは、見た目はそっくりでも食べ物の違う3つのタイプに分かれています。これは1種から3種に分かれようと進化している途中なのだと考えられています。世界でも他に類を見ない、ふしぎな泉の新伝説です。 |
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クアトロ・シエネガス 日本語で“4つの沼”の意味
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砂漠の中に200個に及ぶ泉が点在する
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チワワ砂漠の泉
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澄んだ水を満々とたたえた泉
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透明度50m!
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魚の群れ
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泉の底へ
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池の底から噴出す水
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ここの泉だけにすむ魚ミンクリイ
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ミンクリイ(1)貝を食べるタイプ
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ミンクリイ(2)堆積物を食べるタイプ
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黒い2匹はオス メスをめぐって噛みつき合い
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ふ化したばかりの稚魚
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子どもたちを守る母親
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