本日の練習にて、ショッキングな事故がありました。
当校の[FJ]と不明のクルーザーの衝突事故です。
状況はフリー練習中にクロスからベアに入りスピンホイスト中に、クローズホールドで突入してきました。
両艇ともにスターボードタックで、FJ側が上手に位置。
スピンが上がりにくく手間取っている時にまっすぐ進入し、FJ側が回避しようとするも、衝突
一瞬併走する形になりFJ左舷とクルーザー右舷が接触
FJを乗り越える形で巻き込みFJスタン内側に衝突
その際スキッパー跳ね飛ばし左足ふくらはぎの裂傷と打撲を与えて走り去っていきました。
権利艇は明らかにクルーザー側にありましたが、当方はスピン展開中で、あちらはクローズホールド
操船の自由度はあちら側のほうが効きます。
海上衝突予防法 第2章 航 法
第17条 3
保持船は、避航船と間近に接近したため、当該避航船の動作のみでは避航船との衝突を避けることができないと認める場合は、第1項の規定にかかわらず、衝突を避けるための最善の協力動作をとらなければならない。
とありますので、避けうる努力がなされるべきです。
かつ、立証するすべはありませんが、機帆走であった可能性もあります。(同乗者の証言で、「エンジンの様な音がしていた」)
そして最も許せないのは
まったく救助のそぶりを見せず、停船もせずそのままのスピードで走り去ったことです。
つまり当て逃げであるということなのです。
シーマンシップにもとるこの行為を許すわけには行かないと思いましたので、ココに報告いたします。
写真1
スピンホイスト中 このときにクルーザーを視認
写真2 この写っているクルーザーを拡大表示
写真3 少し角度を変えて
然るに残念なのは、事故の衝撃が大きく、事故当時、、直後ともにカメラを持っていたにもかかわらず、撮影をすることができなかった自分が歯がゆいです。
相手艇の船名や誰の舟であるかなど、情報があれば教えていただきたいのです。
よろしくお願いいたします。
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2008-07-14 02:12
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関大一校ヨット部 |
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