シャープ アクオス 液晶テレビ LC-65RX1W

地デジ対応の薄型テレビを買おうと思ったときに迷わず液晶を思い浮かべて選択できる人は悩まなくていい分ある意味幸せである。３２〜３７型あたりで買おうと思うなら液晶は必須であり選択の余地はないが、液晶で大型テレビを考えているなら亀山モデル以外にはあり得ないと思っていい。なぜなら５０以上の大型テレビはプラズマかプロジェクターの独断場であり、そこに液晶が無謀にも挑むのだから、液晶に絶大な自信を持っている亀山工場製以外には考えられないからだ。亀山液晶のアドバンテージは低電力と重量の軽さだろう。本質的な性能比較としての画像の美しさはプラズマの敵ではない。ここに液晶の限界がある。動画の再生や暗コントラストとなると大型故に不利である。中でも黒色の冴えは一般家庭の照明下ではプラズマとは桁違いだ。低電力とはいっても常時一定電力が必要な液晶と画像の明暗によって電力消費値が変わるプラズマとは、節電に関して言えばプラズマのほうが多少は有利だろう。それでもあえて液晶を選ぶとすればそれは価格だろうか？が、コストパフォーマンスが高いと言うわけではない。