サブカテゴリー

苦笑いのイチロー スローカーブ攻略できず

 5日のマリナーズ―タイガース戦のイチローの3打席目、カウント2―0からタイガース先発のガララーガは約80キロのスローカーブを投げた。結果は右飛。イチローは「(本塁打しようと)狙いにいきましたが…」と明かしたが、「殿馬にはなれなかったということ。あれが打てれば“秘打”ですよね」と苦笑いした。

 殿馬とは、人気野球漫画「ドカベン」に登場するキャラクターで、曲芸のような攻守が売り物だ。突然のスローボール攻めだったが、イチローには戸惑いやプライドを傷つけられたという思いはなかった様子で「むしろ楽しかった」。

 過去、オルティス(レッドソックス)ら、数人の好打者に同じ球を試したことがあるというガララーガは試合後、イチローにサイン入りバットをねだった。「そんなお願いをしたのはイチローとゲレロ(エンゼルス)くらいだね」。遅い球は敬意の表れでもあるようだ。 (共同)

[ 2008年07月06日 15:51 ]

ニュース

クイックアクセス

スコア速報

特集

オススメ

教えて!スポニチ

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲