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アイスクリームは太りやすいの?

アイスクリームは太るというイメージがありますが、なんと実は、アイスクリームは太りにくい食品なのです。なぜ太りにくいか、そのメカニズムをご紹介しましょう。
太りにくさの秘密その1
食後の血糖反応
太る仕組み
食べ物の脂肪分は、体の中に入ると、二酸化炭素として体の外に出て行く部分(エネルギーとして消費される部分)と、脂肪として蓄積される部分に分かれます。
血中に脂肪が沢山流れているときに血糖が上昇すると、脂肪は筋肉や心臓に取り込まれエネルギーになることが押さえられ、逆に脂肪組織に取り込まれて体脂肪として蓄積され易くなります。この調節をするのが、ホルモンの一種「インスリン」で、インスリンの分泌量は、食後の血糖値で決まります。
食後2時間の血糖上昇反応
アイスクリーム、バナナ、パンをそれぞれ食べた場合の血糖値の変化は次の通りです。
グリセミック指数
このように食べ物を食べたあとの血糖反応の強さによって、脂肪の蓄積が変わりますが、この上昇度をグリセミック指数と呼びます。
グリセミック指数とは、一定量の炭水化物(糖質)を含む食品を食べたあと2時間の血糖上昇反応を示す指数です。ブドウ糖の場合を100として、それに対する相対的な比で示されます。


[出典]
グリセミック指数:
American Journal of Chemical Nutrition
エネルギー量: 日本食品標準成分表(五訂)
太りにくさの秘密その2
アイスクリームの冷たさ効果
冷たいアイスクリームはエネルギーの消費を大きくする。冷たいアイスクリームと溶けたアイスクリームを食べ比べた場合、冷たいアイスクリームの方が大きな食後のエネルギー消費反応を起こすことがわかりました。
エネルギー消費反応
冷たいアイスクリームはエネルギーの使われ方が違う!
冷たいアイスクリームを食べると体が冷え、体は体温を元に戻そうと熱生産を高めます。 そのためにエネルギー消費が大きくなるので、その分太りにくくなります。
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