◎五輪代表に森本、李ら１８人＝青山直、平山は落選−サッカー男子〔五輪・サッカー〕

　日本サッカー協会は１４日、北京五輪男子代表として登録する１８選手を発表した。ＦＷの李忠成（柏）と森本貴幸（カターニア）、ＭＦ本田圭佑（ＶＶＶフェンロ）ら全員が２３歳以下（Ｕ２３）の選手で、３人まで起用が認められている２４歳以上のオーバーエージ（ＯＡ）枠の選手はなし。昨年の五輪予選で出場権獲得に貢献したＤＦ青山直晃（清水）、アテネ五輪に出場したＦＷ平山相太（Ｆ東京）らは外れた。　

　メンバーはＧＫ２、ＤＦ６、ＭＦ６、ＦＷ４人の構成。ワールドカップ（Ｗ杯）予選に出場したＡ代表からはＤＦ長友佑都（Ｆ東京）とＭＦ香川真司（Ｃ大阪）が新たに入った。ＦＷには豊田陽平（山形）と岡崎慎司（清水）も代表入り。ＯＡ選手については、予定していたＭＦ遠藤保仁（Ｇ大阪）が病気療養のため辞退し、３大会ぶりのＯＡ選手不在となった。

　サッカー男子は１９９６年アトランタ五輪から４大会連続出場。日本は１次リーグで、８月７日に米国と第１戦を行い、以降はナイジェリア（１０日）、オランダ（１３日）と対戦し、８強で争う決勝トーナメント進出を目指す。チームは２４日にオーストラリア、２９日にアルゼンチンと国内で壮行試合を行い、８月上旬に中国入りする。（了）