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セクハラ提訴:申告で雇用切り 法テラス女性オペレーター

 セクハラ被害を申告したら雇用契約を打ち切られたと、日本司法支援センター(法テラス)に勤めていた東京都内の30代女性が14日、法テラスから業務を受託している経営コンサルタント業「アクセンチュア」(東京都港区)と上司を相手取り、約800万円の賠償などを求めて東京地裁に提訴した。

 訴えによると、同社の契約社員だった女性は06年10月から、法テラスのコールセンターオペレーターをしていた。上司の40代センター長は07年10月、時給増額話で酒に誘い、タクシー車内で無理やり胸をなでたり、キスしたという。直後に1400円だった時給が500円増額された。

 女性は「急性ストレス障害」などと診断され、会社に被害を訴えたところ、同社は一方的に時給を減額し、今年6月末に雇用契約を更新しなかった。女性側は「会社はセクハラ防止を怠り、告発したら首という仕打ちで2次被害を発生させた」と訴えている。同社は「訴状の内容を確認していないので、コメントできない」としている。【銭場裕司】

毎日新聞 2008年7月14日 11時40分(最終更新 7月14日 12時53分)

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