2008年7月14日 12時25分更新
7年前、岐阜県の県立病院で感染症の1歳の男の子に重い障害が残ったのは、医師の診断ミスが原因だとして男の子の両親らが損害賠償を求めていた裁判は、岐阜県側がミスを認め、再発防止策を徹底することなどで和解が成立しました。この裁判で1審の名古屋地方裁判所は、病院側のミスを認めて損害賠償の支払いを命じる判決を言い渡し、岐阜県側が控訴していました。2審の名古屋高等裁判所は和解を勧告し、双方で話し合いを進めた結果14日、病院側が診断ミスを認め謝罪することや再発防止策を徹底すること、それに1億8000万円余りの賠償金を支払うことで和解が成立しました。