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鮎釣りも大賑わい 鮎釣り人口が減って来ていると言われていますが
若い人も結構見られるし女性も見られます

鮎釣りは日本独特の美しい釣りと思います
外人さんが 鮎釣りを見たとき
1匹が2匹になる
「OH。。マジックフィシング!」
と言ったそうな
確かにこんな釣り方はめったにありません
考えた人に脱帽!

昨日は増水明けで天気もよく 釣り人が大勢訪れました
何故に赤石川に来るのか 
津軽一円及び他県からもいっぱい来ます
川は赤石川だけではありません
弘前の人は岩木川に行けば良いですし
違う地方にも川はいっぱいあるのです しかし 赤石川に来る
安全ですから
全てにおいて 安全なのです
川も大きくありませんから 普段の時で 足の届かない釣場はありません
鮎釣りのサポートしっかりしている
川沿いに囮屋さんも何軒もある
どこの釣場も道路が着いているので 駐車場に困らない
川沿いに車を置けるので 移動がとても楽なのです
人が頻繁に釣りに訪れる為には これらのことが非常に大事です

鮎は釣って面白いし 食べても美味しく 金鮎は全国的にも上位にランクされる鮎

こんな素晴らしい産物がいっぱいある町なのに
町を壊そうとする行為が 始まろうとしています
私も立場上 あまり言えませんが
これからの鯵ヶ沢を考えた時 目の前の美味しい話にとびつくべきか
自分個人の意見として主張しなくてはいけないのです

新聞でも記事が出ていたので見た人も多いでしょう
鯵ヶ沢に低レベル廃棄物の処分場を作る話が出ています
町はこれに対して 真っ二つに割れています

町の財政が破綻寸前 これを誘致して穴埋めしようと考えている人
これを持ってきてしまえば 鯵ヶ沢及び白神周辺の 風評被害の拡大

長い目で見れば後者の選択が正しい 
誰が見ても分かる事です

目の前のお金に飛びついてしまうと この先 地元の周辺の産物に影響が
出ないわけが無いのです
前者の選択は 非常に楽な話です
しかし
町行政のつけを 産廃で穴埋めしようとしているのです
六ヶ所で作っている作物を
いくら美味しくて安全だと言っても 皆さん買うでしょうか
六ヶ所産の農産物と 白神産の農産物
同じ値段で 並んでいたら 誰が見ても 白神産を買うのではないでしょうか

これから始めようとしていることは このことなのです
立地場所の予定地の話も出ていますが 
私達が考えている場所より 町内に近いようです
これは噂ですので ここでは書きませんが
唖然としました これでは 農家 魚業 町民 みんな反対するでしょう
そんな場所です

私は どう考えても 誘致するのは反対です 
一度付いた風評被害は なかなか取れないのです
いくら安全だと言っても 買いませんね しかたありません

地球温暖化の影響で 海水温が上がってきています
これの意味するところは 生態系が崩れてきている
昨日のTVで見たのですが 
和歌山の磯で釣ってきた 石がきだいを刺身で食べた9人が
恐ろしい最強の食中毒に襲われた
管理はちゃんとしていたはずなのに 何故に

黒潮のぶつかる海域は珊瑚があります これをオニヒトデが食べてしまう
死んだ珊瑚に食中毒を起こす海草が生える
それを小魚が食べる それを大きい魚が食べる
そして人間が食べる
発症するのです これの怖いところは 熱処理しても 死なない

本来は オニヒトデを天敵はほら貝 しかし人間が乱獲
天敵の居なくなった オニヒトデが増える 珊瑚が食べられて
病原菌が 死んだ珊瑚のあとに生える

海水温が上がっているので 東京湾までの太平洋側には珊瑚があり オニヒトデも
発見されている
東京湾で釣った魚を食べても 危ないのです

今のところ日本海側は海水温が低いので 影響ありませんが
本当に怖いのです

安全な食品を生み出す 地域がとても大事な時代なのに
これを自分の手で壊そうとしているのです
理由は 行政が作った借金と これにからんだ 業者 
自分の会社が危ないから 
これらを回避しようとして 大儀名分をつけて 町を壊そうとしています
一度壊された自然は 元には戻せない
目の前のことより 次の世代に安心して渡せる鯵ヶ沢を 私達の世代で
基盤を作らなければいけません

これは 町だけの問題ではなく 食料危機が来ている今の時代
白神がもたらしてくれる食べ物を 私達が守らなければいけない 

鯵ヶ沢の有志が立ち上げる予定の 
 「鯵ケ沢鯵ヶ沢,鰺ヶ沢,鰺ケ沢の海と大地を守る会(仮称)」
応援していきたいと思いますので 皆さんも協力お願いします
ひとりごと