岡山放送局

2008年7月13日 21時15分更新

公立学校の教員採用試験

岡山県内の公立学校の教員の採用試験が岡山市で始まりました。

試験は岡山県の公立の小中学校や高校、それに養護学校に来年度から勤務する教員を採用するために行うもので、ことしの志願者は
あわせて2800人で去年より44人少なくなり平均の倍率は8・2倍となっています。
13日は1次試験の筆記試験が
岡山市内の3つの高校で行われ、このうち、県立岡山朝日高校の会場では、小中学校の教員を目指す受験者が試験に臨みました。

会場では、問題用紙が配られたあと、試験監督の職員が、大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件に触れ、「岡山県では不正な選考は一切ありませんので安心してください」と受験者に説明しました。そして、試験が始まると、受験者は真剣な表情で、国語や教育学などの問題に臨んでいました。

県教育庁によりますと、ことしは、即戦力となる教員を増やすため、公立学校で教員や講師の経験があり、その学校の推薦を受けた人は筆記試験が免除されるほか、試験官の前で模擬授業を行う試験も新たに導入されました。

採用試験は、13日から20日にかけて一次試験が、8月23日から28日にかけて2次試験が行われ10月上旬に合格者が発表されます。