文明論研究ノート

今の北朝鮮には、まともな、産業技術は、何ひとつ存在しない。今の北朝鮮の核技術は、半世紀前の英国のそれに劣る。世界に流布している文献さえ理解できず、試行錯誤の実験を繰り返しても、適正システムを備えた原子炉さえ設計できない。広島・長崎並み原爆さえできない。無能国家。それを持ち上げる北朝鮮びいきの似非知識人がいる。

ウラン原爆には、実験の必要ないが、プルトニウム原爆には、イスラエルの例外があるが、実験するのが普通。北朝鮮は、1990年代初め、複数のプルトニウム原爆を保有していたとされているが、なぜ、その当時実験せず、最近、実験し、しかも、明らかに失敗の証拠を残し、核技術の未熟さを世界に示したのか。現実に保有したのは、最近であり、最初の製品を実験したと考えるとすべての説明がつく。

原水爆爆発時の1億℃の物質状態について、時間依存の状態を説明せよ。

米国は、爆発させる地下核実験を中止し、爆発直前の未臨界地下核実験に変更。しかし、それが可能なのは、米国のように過去において数多くの核実験データがあって、初めて、意味のある実験。と言うのは、核実験は、超高温で核分裂させて、初めて得られるデータがあるため。北朝鮮のような国が、未臨界地下核実験だけで、設計の妥当性を検証できないのは、そのため。米国は、核・構造設計を変更し、未臨界実験を実施し、そのデータと過去の爆発実験データを組み合わせ、設計どおりの爆発力の得られる条件を推定。

核保有国がなぜ核実験を繰り返したかと言えば、設計の妥当性を試行錯誤的に確認していたため。むしろ、実験結果から、設計理論の妥当性を修正。確実に言えることは、核設計に利用する超高温の中性子断面積の編集法の妥当性が分からないこと。実験からでしか判断できない。そのデータは核保有国の核設計者した持っていない。そのため、それ以外の人達の議論は、みな、ウソ。判断根拠皆無。もっともらしい顔をして解説するウソツキ。