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教員免許更新制:夏休みに30時間も 予備講習に不満の声 /富山

 法改正に伴い、来年4月から「教員免許更新制」が導入されるのを前に、義務化される更新講習の会場となる富山大(富山市五福)で、同講習の試行となる予備講習が実施された。時間に追われる現職教員の中には、夏休みに30時間もの時間を取られることに不満を持つ人も多く、課題を山積したままのスタートとなりそうだ。

 新制度では、教員免許状に10年間の有効期限が付く。それ以前の取得者は、35、45、55歳で更新講習を受講する必要がある。「最新の知識技能を身につける」ことを目的に、2年間で30時間の受講が必要とされる。県内では同大が講習開設場所で、来年からは夏休みを中心に開講される。

 予備講習に参加すると、来年の更新講習が免除されることもあり、263人の定員に対し485人が応募。抽選で選ばれた受講者を前に、当流谷正博・県教委県立学校課主幹と、黒羽正見・人間発達科学部教授が、法改正の内容など教育の最新事情を解説。今後は8月24日まで、アンケートの基礎など7講座が開かれる。【青山郁子】

毎日新聞 2008年7月13日 地方版

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