【押忍!オカネ塾】いよいよ本格的に動き出したブルーレイディスク(BD)! 容量100ギガバイトの開発も進む!?

塾長：「塾長の大金貯世(おおがねためよ)である！」

塾長：「最近の技術進歩は目を見張るものがあるな」

生徒：「なんですか、いきなり」

塾長：「いや、『ブルーレイディスク（BD）』のことだよ。見た目はDVDと同じ直径が12センチのディスクだが、その記憶容量にいたってはDVDの4.7ギガバイトに対して、何と50ギガバイト（片面2層）もあるんだ。この容量なら映像コンテンツやゲームコンテンツ、パソコンのデータなど、すべて1枚に収録できる」

生徒：「塾長、何をそんなに感心しているんですか。いまやブルーレイディスクなど当たり前じゃないですか」

塾長：「そんなことは分かっておる！まだDVDとBDの違いがよく分かっていない者への説明だ。今、ブルーレイディスクの100ギガバイト（片面4層）の開発が進んでいる。そこに目をつけた松竹や東映、東宝などの映像コンテンツメーカー20社と、ソニー(6758)や松下電器産業(6752)などの映像機器メーカー7社が、次世代デジタル・エンターテイメントの普及活動を行う業界団体『デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン（DEGジャパン）』を設立した」

生徒：「知りませんでした。デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパンとは、どんな団体ですか」

塾長：「簡単に言ってしまえば、次世代デジタル・エンターテイメントに関する意見交換や情報発信を行う業界団体だな。もともと、アメリカではすでに1997年に『The DVD Video Group』が設立され、『Digital Entertainment Group （DEG）』と改称して、現在も普及活動を行っている。その日本版というわけだ」

生徒：「ブルーレイディスクを大々的に普及していこうというわけですね」

塾長：「そうだ。団体ではそれぞれ部会を設けている。一つは、次世代デジタル・エンターテイメントの普及のための企画立案や市場調査を行う『コンテンツ部会』、新しい技術の紹介や意見交換を行う『技術部会』、情報の発信やイベント関連業務を行う『広報部会』がある。今後、それらの部会を通して、ブルーレイディスクを発展させていく方向だ」

生徒：「ブルーレイディスクはさまざまなアプリケーションに応用できるといわれていますよ」

塾長：「そうだ。これからは、映像ソフトやゲームソフトにしても、ブルーレイディスクの特徴を存分に生かしたものが生まれてくると期待されている」

生徒：「だから、これらのメーカーの動向は大いに気になるところですね」

塾長：「ブルーレイディスクがもたらすソフト開発や技術開発は、今後、新しい産業を生み出す可能性だってあるぞ。デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパンへ参加する各社に注目しよう。やはり注目はソニー(6758)と松下電器産業(6752)だろう。ただし、投資にはリスクがあり、自己責任で行うように」

生徒：「オス！」


〜〜〜まとめ〜〜〜
映像機器メーカーと映像ソフトメーカーがブルーレイディスク（BD）の普及や開発に本腰をいれてきている。27社でブルーレイディスク普及の新団体を設立。さまざまなアプリケーションに応用がきくブルーレイディスクの可能性に注目だ。映像ソフトやゲームソフト開発も限りなく新しい可能性が生まれてきている。こうしたメーカーはチェックしておくように。

＊紹介する金融商品への投資にはリスクが伴います。各商品のお問い合わせは、取り扱い会社までお願いします。投資は自己責任で。（この塾と登場人物は架空です）

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