【押忍!オカネ塾】国際規格対応の電子マネーの利用実験が携帯で! 次世代の主導権はどこに!?

塾長：「塾長の大金貯世(おおがねためよ)である！」

塾長：「携帯電話機の性能が向上し、色々なものに利用されるようになってきた。今では、国際規格対応の電子マネーが携帯で使えるかどうかの実験が始まっているぞ」

生徒：「海外で携帯の電子マネーですか！どこが始めたんですか」

塾長：「ソフトバンク(9984)グループのソフトバンクモバイルなど7社だ。その内訳は、ソフトバンクモバイルのほかに、マスターカード・ワールドワイド、オランダのチップメーカーであるジェムアルト、オリエントコーポレーション(8585)、韓国のサムスン電子、日立製作所(6501)、日本ヒューレット・パッカードが参加している」

生徒：「どんな実験をするんですか」

塾長：「NFC（近距離無線通信）」技術を搭載した携帯電話の利用して、千葉県浦安市の商業施設で買い物などの決済に使い、電子マネーとしての安全性等を調べるというものだ。これが実用化されると、海外のショッピングでも携帯電話を利用した決済が可能になるということだ」

生徒：「便利さが増すというものですね。ところで、NFCって何ですか」

塾長：「NFCは、13.56ＭＨｚの周波数を使用した近距離無線通信の規格のことで、カード機能やリーダ・ライタ機能、ハンドオーバー（機器間通信）機能がある。NFCは、非接触ICカードとして、『フェリカ』や『マイフェア』などと互換性もあるそうだ」

塾長：「NFC対応の携帯電話同士だと、大容量のやりとりもできるし、たとえば、NFCと無線LANが搭載されているテレビやデジタルカメラだと、デジタルカメラを少しばかり近づけるだけで、デジタルカメラで撮影した映像をテレビでみることもできるんだ」

生徒：「すぐれものですね」

塾長：「NFCを搭載した携帯電話の実証実験は初めてた。4カ月間、安全に支障がなく決済ができるどうかを調べるんだ。この実験結果を踏まえて、実証実験に参加している企業は、NFC携帯電話が安全に、しかも利便性よく使えるためのサービス環境の向上を目指すわけだ。さらに世界中でNFC携帯電話を開発・推進する企業が共同で、世界中のどこの店でも、どの交通機関でもNFC携帯電話が使えるためのインフラ整備も考えている」

生徒：「携帯も便利になるんですね」

塾長：「そうだ！もはや私たちの生活は携帯電話抜きには考えられない。一つの文化に成
長してきているからな。それだけに、実証実験に参加しているソフトバンク(9984)、オリエントコーポレーション(8585)や日立製作所(6501)の動きは注目しておくように。ただし、投資にはリスクがあり、自己責任で行うように」

生徒：「オス！」


〜〜〜まとめ〜〜〜
NFC技術を搭載した携帯電話の実証実験が始まった。4カ月間かけて、ショッピングなどの決済機能が支障なくできるかを調べるものだ。この実験結果を踏まえて、参加企業はNFC携帯の開発普及とインフラ整備に乗り出す。注目すべきはソフトバンク(9984)、オリエントコーポレーション(8585)や日立製作所(6501)の企業といえる。

＊紹介する金融商品への投資にはリスクが伴います。各商品のお問い合わせは、取り扱い会社までお願いします。投資は自己責任で。（この塾と登場人物は架空です）

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