今年で58回目の社会を明るくする運動は、犯罪や非行防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪のない明るい社会を目指す全国的な運動です。ライフパーク倉敷で開かれた市民大会では、市内の保護司などおよそ150人が参加し、倉敷地区の山中乙彦さんはじめ15年以上更生保護活動に尽くした9人の永年勤続保護司へ伊東香織市長から感謝状が贈られました。これをうけ、受賞者を代表して長尾通子さんが「受賞を節目に研鑽に励んでまいります」と謝辞を述べました。また、大会の実施委員長である伊東市長が「この運動を通じて人の心と心のつながりをよりもどし、元気で明るいまちにしていきましょう」と挨拶すると倉敷地区更生保護女性会長の松原伸子さんが、大会宣言を読み上げ犯罪や非行をする人を生み出さない明るい家庭や地域づくりのため、一人ひとりが力を合わせていくことを誓いました。
江戸末期の1830年天保元年、現在の倉敷市中島に生まれた「三島中洲」は、幕末から明治、大正と活躍した漢学者です。倉敷を代表する偉人でありながら「三島中洲」の知名度は低く、出身地の中島地区ですら知る人は少ない状況です。そこで「三島中洲」の名を忘れることなく顕彰しようと、このたびの講演会開催となりました。講演会には、中島小学校の児童や保護者一般市民およそ80人が参加し、元・倉敷市立西中学校長で郷土史家の高見彰さんを講師に「三島中洲」の幼年期から備中松山藩に仕えた幕末、漢学塾二松学舎を創設した明治、大正と漢学者として活躍した生涯を学びました。
このイベントは、岡山県織込花筵組合などで作る実行委員会が、イグサ製品の良さを知ってもらおうと毎年開いています。会場にはイグサ製品の販売業者およそ20社がテントを並べ、花ござや座布団などを格安の値段で販売しました。会場では市価のおよそ半値でイグサ製品が買えるとあって朝から大勢の人が訪れ、夏らしいデザインの花ござなどを品定めをしていました。会場ではこのほか、イグサの刈り取りの実演や、ミニ畳作りの体験コーナーなども設けられ、賑わいをみせていました。花ござまつりは13日(日)も早島町役場西の特設会場で開かれます。