〜お知らせ〜

現在、八方では厨房スタッフを募集しております。

“しっかりした日本料理”を提供する「八方」で、働いてみませんか?

お気軽にお問合せ下さい。

 


創作料理という流行の中、とことん和食を突き詰め、日本料理本来の「侘び・寂び」を表現したいと思っております。京懐石の持つ伝統の流れの中で、お客様がお料理を楽しんでいただけたら幸いです。地元のものをはじめとした、一級品の旬の食材でおもてなしいたします。

 

日本料理は“水の料理”です。
お料理の持つ、「一番美味しい瞬間」を逃すわけにはいきません。ですからお客様には、お料理一品一品を、一番のタイミングでお出しするよう心掛けております。もちろん、下ごしらえに妥協・手抜きは一切いたしません。





 


※インターネットで予約された方には美味しい生ビール1杯サービス。

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春の天然真鯛、夏の鱧、秋の松茸、冬の関鯖。日本の四季をその時に味わうこと程贅沢なものはありません。当店のお料理一品一品を通 して、お客様にここでしか味わえない「旬」を楽しんでいただけたら幸いです。



とうもろこしのお豆腐
余計なものをなにも加えないから、とうもろこしの優しい甘さが引き立ちます。添えるのはあわびの酒煎り、生うに、じゅんさい。梅肉の酸っぱさを活かした吉野酢でお楽しみください。

鱧の湯引き
鱧の湯引きはアツアツのうちにさっとポン酢でたべるのが、京都の粋な食べ方。冷やしてしまうとどうしても身が固くなりがち。熱いうちに食べることで、ほろほろと身がお口の中で崩れ鱧の香りと旨味が広がります。善は急げ。アツアツのうちにお召し上がりください。

鱧の押し寿司
今の鱧はほんのり脂がのった状態。塩焼きでは淡白すぎてしまうので、つけだれで焼いて押し寿司にするのが美味しい食べ方。夏の京都を代表するお料理です。

福井県剣先の青梅
穫りたての青梅を、色をとばさないよう丁寧に甘く煮ました。
梅は福井県剣先のもの使用。美味しい時期はごくわずかなので、
入荷したらどんなに忙しくても仕込みに入ります。丁寧に
針打ちした青梅を色止めします。その後、適度
な酸味が残るようにシロップでゆっくり煮ます。
色鮮やかな青梅の甘酸っぱさがさわやかな、
京都でおなじみの味です。
















 

 






一味違う!八方の「スッポン鍋」

スッポンは浜名湖でも生産されているため、ここ浜松でも馴染みの深い食材となっています。日本で最初の養殖場が開かれたのが、明治33年(今から100年以上前)、浜名湖畔の舞阪町にある「服部中村養鼈場」です。この地域特有の温暖な気候と、自然環境がスッポンの養殖に適していた様です。スッポン自体の食用の歴史は3000年〜4000年と言われ、長年に渡って健康食品として人々に愛されてきました。しかし、高級食材のため現在ではなかなか手が出ないという方が多いのが現状です。

スッポンはとても臆病な動物で、物音がするとすぐに水中に逃げ込み、人前では決してものを食べたりしません。顎が非常に強く、一度食い付いたら雷が鳴ろうが離さないと言われている通 り、下手に引き離そうとすると大変なことになってしまいます。私自身も2、3回噛み付かれたことがありますが、もの凄い力でした。水の中に浸けてやると自然と落ち着いて離れてくれます。…皆さんご注意ください。

京都ではスッポンの事を「丸」といいます。甲羅が丸いからとか、丸ごと食べられるということから来ている様ですが、「丸鍋」や「丸仕立て」というように使われます。名前もそうですが浜松で食べる寄せ鍋のようなものとはちょっと違い、本来は九条葱と粟麩だけを入れた‘スープで勝負!!’のシンプルなものです。

1キロまわりのスッポンからスープをとる時、まず、脂肪分は全て取り除き、酒を1升5合、昆布、水と共に沸かし、約40分間程グツグツと煮ていくとベッコウ色のキラキラした透明のスープが出来上がります。肉を取り出し、そこに薄口醤油だけの味付けで驚く程味がのってきます。まさにスープの王様です。よく脂ギトギトのスッポンスープをイメージされる方も多いですが、これはあっさりながらコクのある、しっかりとした味のスープです。食べる前に生姜汁をさっと掛けて、香りを引き立たせます。

スープだけでなく、もちろん肉質も最高。臭みもなく、鶏肉よりも食べやすい。噛む程にザクッザクッと肉の繊維がちぎれていくのが分かるくらいの弾力です。とくにコラーゲンたっぷりの「エンペラ」は甲羅周りの肉で、口の中でとろけていきます。京都でも、疲れ切った舞妓さん達が仕事帰りに食事に来ると、次の日のお化粧のノリ具合が全然違うんだとか…。前足より後ろ足の方が美味しいのは、スッポンが泳ぐ時に後ろ足のヒレを良く使うからなんです。それから、内臓も食べられます。貴重な心臓、肝、食道、卵等をゴマ油と塩でさっと和えていただきます。それぞれ部位 によって食感が違いこれもまた珍味です。

スッポン鍋の締めは「雑炊」です。スッポンの出汁がたっぷり出たスープを使って仕立てます。雑炊と言うよりも「粥」のようなねっとり感のあるものです。土鍋に火を入れながら、じっくりと手を入れてかき混ぜていきます。水気がなくなるまで地道な作業です。箸でつかめるくらいの固さになったら出来上がりです。スッポンスープの凝縮された旨味が米にしみ込んで最高の味わいです。余分なものをいっさい入れず、最高の食材だからこそできる逸品です。

最後に、スッポンと言えば「血」です。これを飲んでくれないと話になりません。当店独自の製法で(企業秘密です。)大変飲みやすく仕上げています。先日も女性のお客さま方が「絶対飲めない」と言い張っていたのに、最後にはぺロっと飲み干していかれました。滋養と健康を保つために最適な要素がたっぷりですので、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。食前酒の替わりにおだしいたします。

スッポン料理の見方が少し変化したでしょうか?文字を読んでいるだけじゃ分かりませんよね?ぜひ一度お立ち寄りいただき、女性の方からお年寄りの方までスッポン料理をお試しください。

 

 ※すっぽん料理をご希望の方は“3日前までにご予約”をお願いいたします。


鮮やかな色の血

内臓と卵

生姜汁をさっとかけて…

九条葱と粟麩だけのシンプルな鍋です

あっさりコクのある澄んだスープ
 
この地道な作業が重要なんです

凝縮されたスープがしっかりとしみ込んで 、米一粒一粒がキラキラ光ってます。
 
 

 

 

 

 


めちゃくちゃ旨い「にごり酒」が入りました。
にごり酒に対するイメージ変わります。

「ホームページで見たにごり酒、ある?」
と、お尋ねください。

   

 

 

日本料理と酒は切っても切れない仲。
八方のお料理も、日本酒と一緒に食べて初めて最高のものとなるようにといつも考えております。 旨い酒に理由なんてありません。
お客様一人一人が直感で「旨い!」と思えるような酒を厳選してお出ししております。
皆様のお口に合う、料理の進む酒選びが目標です。

「酒と料理との会話」をどうか耳を澄ましてお楽しみください。

保存の知恵を、また戻す知恵を持つ会津福島。その地の料理は少々荒削りかも知れないが、それをみずみずしく、実に清涼に生き返らせた蔵元が登場した。この土地の文化を一気に上質にした一杯。 佐賀鍋島。海苔の有明。酒地肥前鹿島。有明を育て、うるおす多良岳伏流水。その渓谷奥深くにシンシンと酒を涌す。その味わいは実に素朴で、だけど美しく、実に素直で、だけど念あり。一服の安らぎがひとしずく…。 とにかくベロの確かな85才、名杜氏の一滴。この方は長野随一の金賞最多の名杜氏で、肌艶がすばらしい。赤身の馬肉、野沢の菜、山菜など山の事には春夏秋冬を引っ張り出す。
石巻港のすぐ下に赤貝等で知られる港があり、同じく漁民の支持厚い。香りをおさえて食中にこだわった蔵元。かみごたえのあるものや、脂ののり過ぎは困るが、程よいノリの赤身とカミが良い。 波濤、三陸、渡波。石巻港の漁師の支持の厚い銘醸家。刺鮑、三陸若布、身の引き締まった良い魚をかむほどに引き立てる。
そんな磯の一杯。
寒流魚と暖流魚の境界、瀬波三面 越後村上町。実に落ち着きのある古い城下は鮭を育てる町として知られ、また、真珠の粒のハラコは格別 。茶の北限でもある。それら魚の持つ繊細な部分を、精彩 に引き立てるは、口は開かぬが酒質に厳しい醸造家。純はにこごりのように旨くさせ、吟選は脂ののりをビシッと引き立てる。



 

 

八方の料理に日本酒は欠かせません。八方に欠かせない様々なものや思い、それをこのコーナーで綴っていきたいと思います。そう、酒を楽しむ時のさり気ないほのかな上立ち香のように…。
 
   

酒に合う肴を探して…「滋賀県・不老泉」

 琵琶湖と比良山地に挟まれ、清流で名高い安曇川沿いに位 置する上原酒造。代表銘柄は『不老泉』。かなりの酒好きならすでにご存知かもしれませんが、ここの酒造りが、凄い!

  ふつう山廃造りは麹の酵素の力だけで米を溶かし、乳酸発酵を促すことで培養した、いわゆる人工酵母を添加する。乳酸菌添加をしない酒母造り。ところが、ここでは乳酸菌はおろか、他の蔵で当然のこととして行われている、「人工的に培養された酵母を添加する」という手法を一切使わず、温度操作だけで蔵に棲む優良酵母を誘導し、酒の元である酒母を育てているのです。まさに山廃の中の山廃を貫いています。今どき、こんな手間のかかることをしている蔵があるんですね。 「もしこの環境がダメになってしまったら」と考えると、自然の力の素晴らしさについて考えさせられます。

  上原酒造のある滋賀県琵琶湖の北西旭町太田は、魚を食べない町で知られ、あるのはふな寿司と鯖街道。この地で生まれた地酒は、やはりその地の食を支えてきたと言わんばかりの味わいで、この町と共に時を過ごしてきたと言えます。

 米の旨みがずしりときいた山廃純米酒。「こんな酒にはどんな肴がぴったりくるのか?」浜松商業の先輩でもある入野酒販の店主の力をかりて、不老泉と同じ滋賀県の珍味、「ふな寿司」を試してみました。一般 的にふな寿司は日本酒に合うと言われていますが、本当に合うのはこの酒かも知れない…という思いのもと、今回利き酒したのは、三年熟成の「原酒」と、それを元に飲みやすく仕上げた特別 純米酒の二本。不老泉の酒は、出来たてでは酒が堅すぎるため、スタンダードで3年は寝かせて熟成させなければなりません。その熟成期間を経て、この酒はえも言えない旨さに仕上がるのです。ふな寿司も三年物の飯漬け。この共通 点にも驚かされます。ブラックバスの影響で不良続きでしたが、やっと今年、型の良いものが仕上がってきました。

 まず最初に試したのは原酒をもとに作られた「不老泉 山廃純米酒」。 ふな寿司と一緒にグッと口の中に含んでみます。今までに体験したことのない味の調和が口の中に広がります。ふな寿司の強力な酸と不老泉の酸がピッタリなのです。ふな寿司本体よりもニオイ、クセと共に強力な、漬けた米のほうも試してみると、こちらは個性が強すぎるのか、本体の方がこの酒には合う、といった感じでした。

 次はいよいよ原酒に挑戦。真っ赤なラベルが特徴的なこの酒は、一本目の酒よりも個性が強く、米の濃厚な味が特徴で期待は高まります。同じようにふな寿司と一緒にグッと口の中に含んでみます。すると先ほどのような調和はあまり感じられないような気がしました。本当に微妙な違いなんですが、酒の個性が今度はふな寿司よりも強くなってしまっているのか…、うまく表現できません。次に米の方も試してみます。すると、さっきの微妙な物足りなさをかき消すかのように口の中に調和が広がるのです。

 「不老泉 山廃仕込み」と「ふな寿司」は予想以上に相性の良いことが分かり、本当の調和を体験できました。

 今、日本酒の流行りの傾向として、「フルーティー、軽い、飲みやすい、お酒っぽくない」というのがありますが、この酒は今の流行に真っ向勝負をかけているかにも思えます。米の旨味、個性を大切にし、自然の力だけでの酒造りが、この地の食べ物に本当に合う酒を生み出し続けているのです。試しに海のものと一緒に食べてみると、それぞれではどちらも美味しいものですが、まったく合いません。入野酒販の店主によれば、「もしかしたら、滋賀県と文化的な背景が似ている富山県の酒もふな寿司に合うかも知れない」ということでした。酒の肴を探すのに、その土地の食文化が深く関係しているということも知ることができ、大きな収穫となりました。


滋賀県、上原酒造の代表銘柄『不老泉』


ご協力戴いた入野酒販の店主

お互いに真剣な表情


用意した「ふな寿司」は3年ものの飯漬け


ふな寿司にはこの酒で決まり!

 

 

 

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ご好評いただいておりますミニ懐石。

ミニ懐石 ¥3,000
(先付け、八寸、お造り、焼き物、蒸し物、赤だし&お食事、デザート)

●ミニ懐石 ¥3,500
(先付け、八寸、お造り、焼き物、蒸し物、赤だし&握り寿司、デザート)


長芋そうめん
長芋を桂剥きにし、包丁でそうめんのように仕立てました。

 

旬の新鮮な魚介や、山の幸等の食材を使ったお料理の数々をお楽しみください。

●清水 ¥6,000
(先付け、八寸、お造り、焼き物、強肴、蒸し物、長芋そうめん、赤だし&握り寿司、デザート)

●八坂 ¥8,000
(清水のコースに、煮物椀、珍味等が加わります)

●祇園 ¥10,000
(おまかせコース ¥12,000 旬の一番最高のものをおだしいたします)

 

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現在、八方では厨房スタッフを募集しております。

“しっかりした日本料理”を提供する「八方」で、働いてみませんか?

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Shop Information

〒435-0053
静岡県浜松市東区上新屋町228-8

ご予約・お問合せ
TEL/FAX 053-465-5010

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※インターネットで予約された方には美味しい生ビール1杯サービス。

営業
時間
Lunch 11:30〜14:00(13:30 O.S.)
Dinner17:30〜22:00(21:00 O.S.)
駐車場/10台可

定休日/毎週月曜日、第一火曜日


ここでHPを作ってもらいました

お客様のホームぺージです

よく行くウインドショップです
     
     
   

 


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