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iPhone早くもオークションで高騰

「iPhone 3G」の発売記念セレモニーに出席した上戸彩(右)とソフトバンクモバイルの孫正義社長
Photo By 共同

 ソフトバンクモバイルは11日、米アップルの第3世代携帯電話「iphone(アイフォーン) 3G」の販売を開始した。昨年6月に米国で発売され大ヒットしたということもあり、全国各地の販売店で購入希望者が長い列をつくったが、在庫数が少なく不満の声が上がった。一方、早くも携帯電話のオークションサイトでは出品が続出。販売価格の数倍の価格での入札もみられた。

 アイフォーンの割引適用後の実質販売価格は8ギガモデルが2万3040円、16ギガモデルが3万4560円だが、数倍の高値での取引が始まろうとしている。

 携帯電話のオークションサイト「au Auctions」では11日午後11時半現在、アイフォーンが26件出品中。開始価格を最も高く設定してあるのは8ギガモデルで10万円、16ギガモデルで15万円。入札がある出品のうち、最も高値がついているのは開始価格と同じ入札価格8万円(16ギガモデル)。また、開始価格1円(同)のものに212件の入札があり、6万9000円の値が付いている。さらに、端末本体ではなく、販売店が配布している購入権利が付いた整理券なども出品されている。

 ソフトバンクのグループ会社、ヤフーが運営する、インターネットのオークションサイト「ヤフーオークション」では「ソフトバンクが発売する携帯電話機について、新機種の発売開始から6カ月間、当該機種の出品を禁止」とのガイドラインを設けているため出品は不可能。それでもガイドラインを知らないか無視したとみられる出品者が相次いでおり、出品の削除が続いている。

 アイフォーンは東京都渋谷区の直営店「ソフトバンク表参道」で11日午前7時から先行販売されたのに続いて、正午には全国で一斉に発売。一部の店では来店者が殺到、購入希望者数に比べて在庫数が少なく不満の声が上がった。

 ソフトバンクは「アップルからの入荷台数や販売店への出荷台数は今後の予定も含め公表できない。契約者数も当面は公表しない」としている上、店頭での予約は当面受け付けないため、品薄状況は当分続きそうで、オークションサイトでの高騰はまだまだ見られそうだ。

[ 2008年07月12日 ]

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