 北海道洞爺湖サミットで各国報道陣の情報発信基地となった国際メディアセンター(IMC)が10日正午でクローズした。5日から6日間、24時間態勢で動いた“不夜城”は同日朝から閑散としていた。
拠点のワーキングスペースは、海外メディアの多くが深夜か早朝に帰途に就いたこともあって人影まばら。ほとんどのテーブルの上には空のペットボトルや缶、新聞などが放置されたままで、マナーの悪さが目立つ。
一方、北海道情報館や環境ショーケースなどでは、カジュアルな姿の記者らがのんびりと見物する姿も。正午近く、IMC前のポールに掲げられたG8の国旗が降ろされ、“宴”の終わりを告げた。 (山田晃司)
【写真=(左上)IMC前のポールからG8の国旗が降ろされる=10日午前11時50分、留寿都、(右下)強者どもの夢のあと―。ペットボトルや缶、資料などが散乱したまま撤収したワーキングスペース。中央奧にゴミ箱はあるのだが=10日午前9時ごろ、IMC】
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