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釣りキチ三平:釣りマンガの名作、初の映画化 「三丁目の夕日」CGチームが大自然再現

初の映画化が決まった「釣りキチ三平」=東映提供
初の映画化が決まった「釣りキチ三平」=東映提供

 矢口高雄さんの名作マンガ「釣りキチ三平」が初めて映画化されることが11日、明らかになった。同じくマンガ原作の「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズで昭和の東京を再現したチームがCGで大自然や魚を再現するという。

 「釣りキチ三平」は釣りの名人である三平少年が、アメリカ帰りの釣りのプロ・鮎川魚神らとともに魚釣り師として多くの大物を釣り上げようと努力、成長していく物語。原作は73年から10年間、「週刊少年マガジン」で連載され、コミックスの累計発行部数は4000万部というヒット作。

 映画では三平を「ALWAYS 三丁目の夕日」にも出演した須賀健太さん(13)が演じるほか、魚神役で塚本高史さん(25)、三平の祖父一平役で渡瀬恒彦さん(63)が出演する。原作の矢口さんは、「須賀くんが三平役と聞いてあまりにもイメージとピッタリだと思い、万歳をしてしまった。成功は間違いないでしょう」と話しているという。

 映画は09年春東映系で公開予定。【渡辺圭】

2008年7月12日

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