世界の独裁国家は世襲制が多い。内部腐敗を遂げ、崩壊。今一番危険な国は、キューバと北朝鮮。いずれも、特定の人系が国家を私物化している。それは民主的国家の存在に反する。
イスラエルという国は不思議な国。正式な核保有宣言をしていないが、原爆を約200発保有。重水炉と再処理施設からなる地下基地。イスラエル空軍爆撃機は、昔、イラクの建設中の原子炉を空爆。つい最近、シリアの建設中の原子炉も空爆。明らかに国際法違反。ふたつの事例とも、戦争になっても当然。いまさらに、危険切迫。それは、イスラエルによるイランのウラン濃縮施設の空爆。イスラエルは、いくら、米国の後援があるからといい、何でもできるというわけでなく、反撃だけでなく、全面戦争の危険性も想定しておかねばならぬ。イスラエルの空爆は、原爆保有国の横暴行為、中東の秩序破壊であり、止めるべき。