今日で終戦から61年目を迎える。
先の太平洋戦争から61年、今の日本があるのは、あの時 犠牲となられた多くの方々がいたからこそである。
毎年 8月15日は、日本人として、日本国民として、あの戦争を考えねばならないだろう。
あえて、昨年と同じことを言う。
〈前出:2005年8月15日の日本史のお話〉
今 戦争を体験し知っている世代が次々とお亡くなりになり、これからの課題として戦争の記憶をいかに次世代へ伝承するか、「風化」の問題がある
ウチのじいさんも、戦争を体験した世代。
一兵士として、中国大陸で戦ってきた。
今でもたびたび、あの戦争での体験を話すこともある。
いろんな体験談や「武勇伝」を話しても、終わりには「戦争なんか絶対やってはダメだ・・・」と必ず言う。
こういった素直な気持ちまでも、次の世代を伝えられるだろうか。
実際に体験した人間の証言と口伝えで聞いた話を聞くのでは、もちろん雲泥の差だ。
次の節目の10年後=70年目の時点で、はたしてあの戦争はどれだけ記憶されているだろうか…
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