ＡＺＵのつれづれ日記

　お笑いコンビ　極楽とんぼの山本圭一が、１７歳の少女に暴行したとして、北海道警函館西警察署に任意で事情聴取されていたことが分かった。同署は近く書類送検する方針。
　所属事務所の吉本興業は、今回の山本の「未成年者との飲酒行為およびみだらな行為を許されざる反社会的行為に該当するもの」として、山本との所属契約の解除を発表した。
　http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060719/20060719a4620.html
　http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060719/K2006071806900.html?C=S
　http://news.goo.ne.jp/news/sponichi/geino/20060719/kfuln20060719006001.html


　被害届を出したのは、１７歳の無職少女。函館市内のビジネスホテルで、山本から無理やり暴行されたと訴え、北海道警函館西署は、山本から任意で事情を聴いた。
　調べでは、山本は函館市内のビジネスホテルで、知人が連れてきた少女に酒を飲ませた。少女をナンパし、ホテルでは複数の男女で酒を飲んでいたとの情報もある。この後トラブルになったとみられ、少女からの１１０番通報を受けた同署員が、少女と家族から事情を聴いた。被害届はその日のうちに提出された。

　山本は、タレントの萩本欽一さん率いる社会人野球クラブチーム『茨城ゴールデンゴールズ』の選手として函館入りしていたが、その日の試合は「体調不良」を理由に欠場していた。


　今回の事件の詳細、相方の加藤浩次とのコンビ関係や今後の仕事について、あらためて吉本興業が会見。
　同社の聴取に対し、山本は事実関係を認め、「大変申し訳ないことをした。芸能活動を中止する」と話したという。極楽とんぼは事実上、解散となった。
　http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060719/K2006071906410.html?C=S
　同社の契約解除を受け放送各局は、山本がレギュラー出演している番組７本で、出演場面の削除や番組の差し替えなどを決めた。

　相方の加藤浩次は、司会進行として自分がレギュラー出演している朝の情報番組で、今回の山本の事件に関し、本番中にもかかわらず涙を流し、号泣して“謝罪”した。
　http://news.goo.ne.jp/news/sponichi/geino/20060719/kfuln20060719006002.html

　また、少女に酒を飲ませた酒席には、山本の所属していた社会人野球クラブチーム『茨城ゴールデンゴールズ』の男性選手２人も同席していたという。
　これを受けて、同チームの監督を務めるタレントの萩本欽一さんは東京都内で会見し、『茨城ゴールデンゴールズ』を解散する意向を明らかにした。
　http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/sports/20060719/20060719i514-yol.html


　極楽とんぼの山本さんは、これまで何度か不祥事を“やらかしてきた”。
　過去においては、大学の学園祭で“悪のり”して下半身を露出して書類送検されたり、「中絶強要」報道が流れたりした。
　時に、テレビのバラエティー番組では「ロリコンです！」「平成生まれが『解禁』です！」などと放言していた。まぁ、“冗談”“ジョーク”の範囲かと思っていたが、まさかホントにこんな形になってしまう結末が待っていたとは・・・。

　また、若手お笑い芸人たちを引き連れて遊ぶ姿もたびたび目撃されており、テレビ番組などでは「軍団・山本」と名乗っていた。
　そして、ティーンのカリスマモデルで“親分”大沢啓一元日ハム監督の孫でもあるタレント　大沢あかねとの熱愛報道も一時流れた。まぁ、この件では事実無根だったようですが。


　今回の不祥事、あまりにも“悪ノリ”が過ぎた。
　否　“悪ノリ”にも値しない、それ以下だ。
　いくら、お笑い芸人が“やらかしてきた”ことに対しては「甘い」見方をする私としても、今回の不祥事は決して看過できない。
　もちろん、今回の事件そのもの内容や経過、その背景などを「精査」し十分に見極めなければならないが。

　だが、極楽とんぼ山本が、いかなる社会的制裁を受けたとしても自業自得、仕方あるまい。