ＡＺＵのつれづれ日記

　フィリピン・ミンダナオ島で、旧日本兵とみられる男性二人が発見され、帰国を表明していた件
は、どうやら収束に向かうようだ。
　
　旧日本兵の『仲介者』を名乗る人間も、今回の生存情報もどうやらあやしいようだ。旧日本軍の
埋蔵金伝説や旧日本兵の生存情報をネタに現地の人や日本人を相手にするビジネスが成立している
状況では、今回の旧日本兵の生存のニュースに日本側が振り回されたといえる。

　ただ、旧日本兵が生存しているかもしれない可能性は今の時点では少なくはないだろう。
　
　見知らぬ戦場に散り、またシベリアの地へ抑留され異国の土になった方々の遺骨がいまだ遺族の元
へ帰っていない遺骨収集問題も含めて、日本にとってあの「戦争」はまだ戦後を迎えていない。